2011/02/24

Libya Petition


今、リビアの首都トリポリにいる、タスリーム•モハメドさんは以前日本に留学してたことがあり、今のトリポリの惨状を止めてほしいという願いから、国連への介入を要請するWEB署名のサイトを立ち上げて日本語で呼びかけています。彼のサイトから呼びかけ文を引用したので、ぜひ署名の協力と、転送をおねがいします。

Libya Petition

署名サイト:http://alwahy.com/petition/libya-petition/
*以下、サイトより引用
リビアの人々とスタンド!!
国際連合あて
世界の皆さん、どうか、単に「デモクラシー」を声に出して要求しようとする(それは多くの国が既にやっています)だけで、ムアンマル・カダフィがリビアの人々を殺すのをただ傍観しているということは、しないでください。この請願書に署名して、介入することを、ムアンマル・カダフィにリビアの指導者の座を降りるよう納得させるために全力を尽くすことを、国際連合に呼びかけてください。医療支援、メディアの取材は要請されています。私たちが沈黙を続ければ、カダフィは大量に虐殺します。迅速な行動をお願いします。時間こそが決め手です。
敬具
タスリーム・モハメド
拝啓,
リビアで何が起きてるかについて、注視いただいていることと思います。傭兵の手による犯罪行為が同胞に加えられています。この犯罪者の政権は、ベンガジの町で最初の死者(殉教者)が倒れたときに、その正当性を失いました。私たち、リビアの息子たち、娘たちは、同胞に加えられた虐殺についてはっきりと非難していただくよう、願い申しあげます。この革命により、暴君ムアンマル・カダフィの41年の支配は終わります。カダフィはベンアリ(元チュニジア大統領)やムバラク(元エジプト大統領)に加わります。それはひょっとしたら、この書簡があなたの手元に届く前かもしれません。非武装の無辜の死者たちの血を、無駄に終わらせないでください。あなたの息子たち、娘たちは待っています。 
*ロンドンのリビア大使館前で行われた、リビアの抵抗運動を支援するデモの写真(中には、現政権支持者のデモの写真も含まれています)。

■Twitter #libjpより
*@HyoYoshikawa: 革命なら何でも応援するのかと言う人も国ごとに内情が違うのだから 学習してからと言う人もいる。その通りだが勉強していたら今日死にいく人には間に合 わない。彼らは自由をと、死にたくないと言っている。僕らが享受しているものだ。そ れを拒絶するどんな事情もこの世にはないと思う。#libjp
*意味も無く人を大量に殺す政府と、そうではない政府。2つあったらあなたはどちらを 支持する?当たり前じゃないか。今はまずそこだ。 #libjp
*thoton Wherever there is oppression, there is resistance.#Libya #libjp

LIBERATE LIBYA

(The image from Mikhaila)


[SAVE-LIBYA] Protesters In Tripoli Continue Demonstrations
2月20日の夜、首都トリポリでは、大勢の若者達がコールしながら、市内の道を行進している。


مواجهات دامية ليلة في محمد المقريف و ميدان الجزيرة
2月21日の夜、首都トリポリ市内の映像。人々の抗議の叫び声の中、機関砲の劈く(つんざ)ような破裂音が、夜の街に響いている。いつ自分が撃たれるかわからない状況の中、カメラを片手に撮影を続けている。

[SAVE-LIBYA] Derna Protesters Fighting Against Sniper Fire On Rooftops With Rocks
22日、リビア北東部のダルナでは、人々が建物の屋上で狙撃する傭兵(?)達に石だけで立ち向かっている。
いま、リビアの人たちは体制側の治安部隊や傭兵による虐殺の危険の最中にいて、それでもなお自分たちの自由への意思を命をかけて表明し続け、世界に伝え続けています。私たちが出来る事は、リビアの人たちが自分たちの命と引き換えに示したメッセージを受け止めること、そしてこの「人間に対する最大の罪」を、そしてこれまでの中東の人々の受けてきた苦しみ(それらはほとんどが、先進諸国による石油資源の確保の為に、そこに住む人々の権利や生活を破壊し尽くす経済至上主義の中東政策に由来している)を、遠い場所の出来事として、見ないふりをし続けてきた私たちの「罪」として受け止めることだと思う。を、止めて、今こそ世界について、日本の外で、内で起こっていることを「知る」こと、そして自分が見たり聞いたりしたことを、自分の内に留めるのではなく、自分の周りの人たちと「話し合い」、一緒に「考える」ことを始めることだと思う。


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*SEND HELP TO LIBYA!!!
http://www.petitiononline.com/01031988/
国連にリビア救済を求めるオンライン署名の運動サイト
(日本語による説明はこちら:ついけん)


*国連への署名

世界の人々へ、どうかムアンマル・カダフィに味方しないでください、そしてカダフィに、他の多くの国で正常に行われている民主的な要求を表明しようとしているリビアの人々を殺させないでください。この請願書に署名することにより、国連が介入し、ムアンマル・カダフィにリビアの指導者から辞任するよう説得するよう最善を尽くすよう強くうながすことができます。リビアでの報道によると、医療援助が要求されています。

我々が沈黙しているなら、カダフィは民衆を虐殺するでしょう。
どうか今すぐ行動してください。時間は重要です。

To:  United Nations
People of the world, please do not stand by and let Muamar Gaddafi Kill the people of Libya for merely trying to voice their request for Democracy, as many countries have done successfully. By signing this petition you are urging the United Nations to intervene, and to do the best they can convince Muamar Gaddafi to step down as the leader of Libya. Medical Aid is requested, as is media coverage in Libya. Gaddafi will massacre the masses if we remain silent. Please act quickly, time is of the Essence. 
H.T.K 
Sincerely,
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*Twitter:#libjp より、日本語訳となったリビアからのメッセージ
RT:リビアからの無名のメッセージ:私たちは私たちの国のために死んでいくことを世界に伝えてくれ。そして彼らに、私たちは誇りをもって死んでいくのだと伝えてくれ。さようなら。RT 5minstomidnight: RT
訳*RT @3ajou (続き)わたしの町にも、空襲が近づいてきています。昔練習したEMT(訳注*応急措置?)で人を助けたくて、これから外に出て行きます。無事を祈っていてください。 monaeltahawy #libjp #libya 
 *東京でも、リビア市民に対する虐殺に抗議する行動がありました。2月23日(水)16:00~17:00 リビア人民局(大使館)前 [東京都渋谷区代官山町10-14] 主催者:アーデル・スレイマンさん(在日リビア人学生)
          (source:47news 在日リビア人が抗議デモ 都内の大使館前で)





2011/02/20

自分の心の中にタハリールを想起すること

ムバラク退任後のエジプトのタハリール広場は、テントが片付けられ、元の何も無い広場になった、と報道されている。けれども、タハリール広場は、今ではあらゆる場所、あらゆる人のもとへと広がりつつある。下のビデオをみて、以前、このブログで紹介したタハリール広場のでの出来事を綴ってくれた記事の最後の言葉を思い出した。 
だからこそ、タハリール連合共和国よ、永遠に!もしそれが永遠に現存しなくとも、そのときは、私たち自身の心の内に永遠にあり続けますように。
The UNITED republic of Tahrir「タハリール連合共和国」(Sunday, February 06, 2011) Text by Sina Blog: Natural Conspiracy ( http://natural-conspiracy.blogspot.com/ )
 革命のただ中で、エジプトのブロガーから発せられた言葉は、いま現実のものになりつつある。 

Tahrir Square Room in America


*(この映像のコメント欄より)
 Could not get the girls to go to bed because they all wanted to join in the protests in Tahrir Square. So I told them I'd record them and send it out to everyone. Seriously though, our hearts are with all of you. Long Live Egypt! Samara was particularly proud to carry the flag of her home country! Blessings to you all.
 P.S. We used to live in Cairo and our youngest daughter was born there in Egypt.P.P.S. Some people asked what they were saying translate in English. 1. Get out Mubarak! (Yaskut Hosni Mubarak) 2. Long Live Egypt! (Tah Ya Misr) and 3. Freedom! (Horeyya)

2011/02/18

「革命前夜のアスマ・マフフーズのヴィデオ・ブログ」


 ▼簡訳「革命前夜のアスマ・マフフーズのヴィデオ・ブログ」

いまは2011年1月24日の夜の10時30分です。
明日は1月25日、私たちが待ち望んでいた日です。
明日は私たちみんなが全力で動きまわる日になるでしょう。
すばらしいのは、政治家たちではなく、
私たちみんなが動きまわるということです。
そう、すべてのエジプト人たちが動きだすのです。
14歳以下の子どもたちもです。
子どもたちはポスターを印刷し、
礼拝者のあとに連いて、ポスターを配ってまわりました。
60代や70代の人たちも手伝ってくれています。
人びとは、できる限り、あらゆる場所にポスターを配っています。
タクシー、地下鉄、路上、学校、大学、会社、政府機関などです。
エジプトのすべての人が明日が来るのを心待ちにしているのです。
いま、みんなが緊張し、不安を抱いているのを感じています。
でも、明日、何かが起こり、それがうまくいくのを、
私はこの目で見たいのです。
明日はまだ革命の日ではありません。
すべてが変わる日ではありません。
明日は「終わりのはじまり」の日なのです。
明日、治安部隊が私たちに、
たとえどんなことをしたとしても、
私たちひとりひとりが自らを奮いたたせ、
平和的な抗議をするひとりの人間として立ちあがれば、
それが変化につながる道への
最初の第一歩になるでしょう。
私たちを前進させ、
私たちに多くのことを教えてくれる、
本当のはじまりの第一歩です。
いま進んでいる私たちの団結は、
それだけでひとつの成功です。
自分たちの権利は自分たちで要求しなければならない、
そのことを知るだけでもすでに成功なのです。
神の思し召しがあれば、明日の午後二時、
ムスタファ・マフード広場のアラブ連盟に、
私たち全員が集まることになっています。
他の人たちも参加する予定です。
平和的な抵抗の日に、
みんなが一同に会するのです。
乱暴な破壊行為をする人は、私たちの仲間ではありません
そのような行為をする人がいたら、私はとめるつもりです。
おたがいにまもりあいましょう。
私たちはまる一日そこにとどまるか、
そこで一泊する準備をしています。
三日になってもかまいません。
私たちは、自分たちが望んでいるものに対して
全力を尽くすべきなのです。
たとえ彼らが私たちに何をしても、
私たちの要求が受け入れられるまで
そこを動くつもりはありません。
どうか、みなさんも自分を大切にしてください。
いま、私たち全員が祈っています。
イスラム教徒もキリスト教徒も、
私たちみんなが神に祈っています。
神だけが私たちに勝利をもたらしてくれます。
神だけが私たちをまもってくれます。
だから私たちは共に手を取りあい、
共に立ちあがり、そして、
たがいに守りあいましょう。
この数日のあいだにたくさんの電話がありました。
それはエジプトの国内外のあらゆる社会的地位の人たちからでした。
それはとてもすてきな出来事でした。
私たちはたがいの身を案じ、
まるで姉妹か娘、あるいは、
母親であるかのように話しかけてくれました。
私は自分が「エジプトの娘」であることを
心の底から感じました。
私はあなた方の娘であり、
あなた方が私のことを心配してくれているのを感じました。
それは、これまでの人生のなかで
私が体験した最もすばらしい出来事でした。
明日お会いできることを期待しています。
午後二時ちょうどに待っていますから、
どうぞ遅れないようにしてください。
そしてエジプトの旗を持ってきてください。
この旗は私たちをまもる盾です。
これは私たちの国なのです。
これは人としての私たちの権利、
エジプト人としての私たちの権利なのです。
明日、あなたをお待ちしています。
明日は、私たちの希望と夢、そして、
はじまりの第一歩の日なのです。
私はあなたを待っています。
では、おやすみなさい。
どうかお元気で。


(簡訳:PROS/イルコモンズ+江上賢一郎+徳永理彩ほか)

[エジプト革命] 簡訳「タハリール広場のデモクラシー派アクティヴィストへのインタヴュー」

▼[エジプト革命] 簡訳「タハリール広場のデモクラシー派アクティヴィストへのインタヴュー」


▼簡訳「タハリール広場のデモクラシー派アクティヴィストへのインタヴュー」

―いまの状況についてどう思うか、すこし話をきかせてもらえますか?

はい、状況はとてもはっきりしています。内務省が野放しにした囚人たちが街を壊しているんです。政府はいまの体制が不可欠だといいますが、私たちはこの体 制を望んでないのです。私たちが望んでいるのは憲法の改正です。人びとが次の大統領を選ぶべきだという人もいます。政府を望んでないと私たちがそう云うの は、単に私たちがムバラクを個人として望んでないということだけでなく、私たちは押しつけられた人物に縛られたくないということなのです。私たちは自分た ちの手で大統領を選びたいのです。なぜなら私たち自身で、この国を未来に導いていきたいからです。」

―明日、100万人のデモ行進があるという話ですが。

はい、すべての人が集まるはずです。少なくとも私が知っているすべての人が参加することだけは確かです。私たちは平和的に抗議運動を続けるつもりです。た とえ警察権力によって攻撃されても、私たちは平和的態度でのぞむつもりですし、私たちの要求が実現されるまで平和的な抗議運動を続けるつもりです。」

―カイロに通じる道路を政府が封鎖しているという話もありますが

いまエジプトの若者たちは自分たちの家を自分たちで守っています。みんなで集まって団結し、自分たちの家と地域を守ろうとしています。自分たちの地域や家 を守るのに警察権力は必要ではない、というだけでなく、警察が及ぼす悪意からこの国をまもり、この国を前進させることができるのは私たち自身だということ を証明してみせているのです。人びとは道路をかたづけ、若者のグループが街路を清掃しています。私たちはこの国を安全なものにしたいと思っているのに、政 府はそれを壊そうとしているのです。私たちの要求が実現されるまで、私たちはこの場所から一歩も動くつもりはありません。

―明日人びとがカイロに来れないように、政府が何かをすると思いますか?

警察権力は平和的な抗議者に介入しないという話を聞いてますので、私たちとしては、それが本当であることを心から望んでいます。私たちはこれまでも、そし て、これからも平和的に行動するつもりです。警察はそれを尊重すべきですし、平和的な抗議をこのまま続けさせるべきだと思います。

―ネットの遮断はどんな影響を与えてますか?進展が遅くなると思いますか?」

※タハリール広場の上空を飛ぶヘリの轟音で一時中断

インターネットの遮断は、必ずしも私たちにとって不利な影響を及ぼすものでありません。実際のところ人びとは、それほどインターネットに頼ってないので す。政府がネットを遮断することにはなんの正当な根拠もありませんが、たとえ政府がインターネットを遮断したとしても、いえ、そう、これは 「Facebook革命」とか「インターネット革命」なんかじゃないんです。こうして路上にいる何千人もの人を見てもお分かりの通り、金曜に電話回線が遮 断されてもなお人びとは、路上に集まってデモ行進をしています。これはインターネットに関する事柄などではなく、エジプト人の要求と訴えに関するものなの です。

―政府がこの運動を阻止するために何かするかもしれないということに不安を感じますか?

政府はそれを試みようと しましたが、私たちが平和的な抗議運動を続けたので、結局、うまくいきませんでした。人びとは自分たちの云うことをまげず、要求を貫いているので、それが 破られることはありません。なぜなら私たちは、もうこれ以上我慢ができないからです。私たちの要求に対する回答を見届けるまでは、なにがあっても、この広 場から立ち去るつもりはありません。

―ムバラク大統領の対応をみて、妥協案を示す人々はいますか?

次の大統領が人びとによって選ばれるという、そのことが保証された場合にのみ妥協があり得ると私は思います。

―この事態は過渡期だという意見がありますが、同意しますか?

はい、そのとおりだと思います。でも、この過渡期なしに何かが起こるということはないと思います。

―どうもありがとう。

はい、どうしたしまして。

(簡訳:PROS/イルコモンズ+江上賢一郎+徳永理彩ほか)

2011/02/14

明日への歌 from Egypt

革命の風景には、革命の歌がよく似合う。
路上の人々のまなざしから見たエジプト革命を、日本で唯一(と言っていいと思う)タイムリーかつ、深い共感を持って伝えてくれた「イルコモンズのふた」より、革命のまっただ中で生まれた曲。
▼[エジプト革命] Sout Al Horeya/ヴォイス・オブ・フリーダム

Sout Al Horeya صوت الحريه Amir Eid  



これは曲も歌詞も映像もコンセプトもタイミングもなにもかもすばらしい。でもなによりも、ジジェクが書いているような「生きている実感」を手にした人たちの表情がどれもすばらしい。
(イルコモンズのふた 2月14日、より抜粋)
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歌っている場所と歌詞とメロディー、そしてPVに出てくる人たちの姿、すべてが一つの状況のただ中にあって、その場所と時間を生きることそのものが歌に変わる。歌と映像が結びつき、ひとつの風景を開示している。このミュージッククリップは、商業プロモーション用のミュージッククリップのように、画面の向こう側に完全に自らを物象化させた人やオブジェをきらびやかに配置して、観る人に「欠乏感」から来る擬制の欲望を喚起させるのではない。

そうではなく、歌、映像、そして映り込む歌い手や人々の表情が、観る私たちへ呼びかけ、語りかけ、そして私たちを彼らが今生きている世界へと誘っている。この誘いに答えたいという私たちの欲望はきわめて健全で、まっすぐなものだ。歌は、そこに映る人々の口から口へと流れていき、youtubeを観ている私たちにまで流れて行く。歌を通して、映像を通して伝わるものは、地球の反対側で、彼らが生きていること、私たちと同じようによりよい明日を望んでいること、そして、長い間抑圧されていた社会を自分たちで打ち壊し、あたらしい世界の空気をその胸に一杯吸い込んでいるその喜びそのものだ。その喜びが、歌という贈り物となり、私たちに届けられている。どうして、この贈り物を拒否し得るだろうか?

未だに「社会が変わるなんて、そんなことは不可能さ」と冷笑的な反応をする人たちにぜひ、聞いてほしい。この喜びの歌、希望の歌が、その答えとなるはずだから。



2011/02/13

革命の風景

革命の風景とはどんなものだろう?
そんな長年の疑問をエジプトの人たちが、この18日間でありったけの勇気と知恵と行動で教えてくれて気がする。

2月11日、ムバラクが辞任するという声明を発表した直後のタハリール広場の光景。


このように街の全ての人が一斉に喜び合い、走り回り、抱き合い、喚起の声を上げている。この喜びは誰かが独占する類いのものでないし、オリンピックやワールドカップのように他の人の活躍に自己を投影するものでもない。みんなの喜びであること。自分たち自身が主人公であり、他の人達も同様にその喜びを感じていることを肌で感じ、全身をもってその沸き起こる情動を受け止めることを可能にする時間。

革命というものが、単に体制の変革や権力の奪取と同じ意味であれば、それは単なる政変の道具か過ぎないが、革命は、人間が互いに偶然にもその時代、場所に生きて、共に在ることの美しさと、自分たちが持っている秘められた能力や可能性を感じ取る、そのような神秘的な力だと思う。

古い書物のインクから語られる「革命」は、どこか遠い世界の話のようであったけれど、ネットを通じて出会った、エジプトの人たちの声、表情、行動が、「革命」とは「今、人間がこのように在る為に戦うことだ」と教えてくれたように思う。

エジプトの路上にいる皆さんに、شُكْرًا.!!